NEXTGENERATION通信Vol.2 最高の盛り上がりを作るコツ
課題のCMを2度目に見たときの気づきです。
気づき1
一番最初に、
テレビに映るバレリーナを見た少女が憧れを抱いているシーンが映りますが、
動画自体が無限ループになっていて、
少女が成長しテレビに出れるほど活躍し、
さらにそれを見た少女が成長し…という構成になっていて、
何度でも見れてしまい脳に刷り込みをさせる意図が隠されているのではないか
と思いました。
これは最後のほうのシーンで、おばあちゃんがテレビに映るロミータをみていることから、確信に変わります。
気づき2
CMとしては、かなり長い(4分5秒)ですが、
長さそれを感じさせないくらい人を惹き込むように作られていると思いました。
感情をいったり来たりだんだん大きく揺さぶっていく作りになっており、
バレエとの出会い、夢、希望、挑戦、上手くいかず周りに馬鹿にされる、成長、別れ、強敵出現、挫折など、
プラスの出来事とマイナスの出来事が交互に描かれていて、
最後の最後に商品名を出し、強烈に印象付ける。
という構成になっていると気づきました。
気づき3
音楽がまだ続きそうなところで、急に終わっているため、
とても不自然で、人に認知の不協和(心のすきま)を起こさせて、
そこに無音で広告メッセージをいれることで刷り込みをおこなっていると思います。
気づき4
髪型。
おばあちゃんや、ライバル、成功する前の主人公、
全て髪を結んでいますが、これは、主人公が髪をほどいたときに強いコントラストをつけるために行っていると気づきました。
◆今日の学び
【ピークエンドの法則】
人は、ピークとエンドしか記憶に残らない。
だから記憶に残ってほしいことをピークとエンドにもっていく。
次回は、いよいよ「コピーライティングの極意」の部分を解説